暴力装置


参照→→→http://alfalfalfa.com/archives/2589581.html
一部抜粋
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:20:09.94 id:oPEZP1Ww0

2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
 その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。

少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
   寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
   夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
   私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
   あんたらにわかるか?
   消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
   でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」

最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。
彼女は門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた。



967 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/06/06(月) 01:54:25 id:Fdek2fyz
>J隊員様
そういや、自衛隊の練度の高さはアメリカでも語りぐさになっているそうですな。

・演習後、アメリカの誇るトップガン出のエリートたちが口をそろえて
 「空自とだけは戦りたくない」と明言。
 エリートのプライドを木っ端微塵に打ち砕かれたか、再教育志願者が続出した。
・実弾射撃演習のためにアメリカ派遣された陸自砲兵部隊。ばかばかしいほどの命中率に
 アメリカ側が恐慌を起こした。
 アメリカ側が、「超エリートを集めた特殊部隊を作っても意味がない」と本気で忠告してきた
 (もちろん陸自は通常編成のまま)。
 ついでに、その演習を見に来ていたWWII&ベトナム生き残りの退役将校が、
 「彼らがいてくれればベトコンを一掃できたし、あんなに死人が出なくてすんだのに」と 泣いたというオチが付く。
・ホークだかパトリオットだか忘れたけど、演習でアメリカ側の発射したトマホークの
 迎撃訓練で、数十発を全弾撃墜した。
 なお、数十発のうち、後半は超低空・対地誘導その他、隠蔽技術をフルに活用した上で
 この成績。 (このエピソードこのスレで知ったんだっけかな?)

スターファイターでイーグル相手に撃墜判定をたたき出した故ロック氏の例を挙げるまでもなく、少数で、様々な制約を課せられているが故に、その制限枠内ギリギリ
まで戦力を高めようとする努力の結果なんでしょうけどね。人種の優越とか、
才能とかじゃなくて、文字通り体が擦り切れるような過酷な訓練の成果だと思うと、
自然と頭が下がります。こんな人々に守られて、私らは平和と繁栄を謳歌してるんだなぁ、
としみじみ感謝の念を噛み締めることがありますよ。



11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:36:54.55 id:oPEZP1Ww0

587 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 14:34:31
一昨年の夏、私は息子(5歳)を連れて家から車で1時間のところにある、
自然博物館の昆虫展に向かっていました。
ムシキングの影響で息子はとても楽しみにしていました。
あと数キロと言う地点で渋滞の最後尾に。
止まった瞬間、ものすごい衝撃に襲われました。
後方から来た大型トラックに追突されたのです。
一瞬何が起こったのか理解できませんでしたが、
すぐに追突されたと判断できました。
即座に助手席に居た息子の安否を確認しようしたのですが、
そこには息子の姿がありませんでした。
子供の名前を叫ぶと、助手席の足元から「痛い」という声が。
息子は衝撃でシートから足元にずれ落ち、挟まれていました。
正直半狂乱になってしまいました。
あのときの私は完全に冷静さを失っていました。



12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:37:37.34 id:oPEZP1Ww0

589 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 14:44:13
半狂乱の私も足を挟まれて動けない事に気づきました。
動けない私は叫ぶしかなかったのです。

追突から時間にして1〜2分でしょうか。
いきなり運転席側の変形したドアを無理やり開けてくれた人たちが居ました。
緑色のヘルメットに迷彩服の数人の自衛隊員。
私の足が挟まれているのを知った後、何やらバールのようなもので運転席をこじって、
後ろにずらし私を出してくれました。
「息子が助手席の足元に挟まれてます!助けてください!」
お礼の前にそう叫んでいました。
すると若い隊員さんは運転席同様、助手席シートを無理やりはずし、
潜り込むように助手席に入っていきました。
他の隊員さんと大声で作業指示しながら懸命に救助されていました。
数分でしたが私にとってはとんでもなく長い時間に感じられました。
そして息子は挟まっていた車体から外に助けていただきました。



13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:38:41.45 id:oPEZP1Ww0

590 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 14:53:28
と同時に救急車と工作車が到着。
息子は救急隊の方にゆだねられました。
私も両足が痛くて立てなかったのですが、
せめてお礼だけはと思い、その隊員さんのもと這って行きました。

私「本当にありがとうございました!ありがとうございました!!」
自「いえいえ、当たり前のことをしただけです。怪我は治ります。
命が無事でよかったです」

その隊員さんをよく見てみると、右肩付近が黒く濡れている。

私「もしかして怪我されているんじゃ?」
自「え?ああ、潜ったときにチョット何かが刺さったみたいです」
 
隊員が体をひねって右肩を見せようとしたところ背中はさらにベッチョリと
濡れていました。普通に考えたら大量出血です。
それでもその隊員さんは笑いながら「チョット痛いだけです。大丈夫です」と。
その後私は息子と共に救急車で運ばれていきました。

591 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 15:00:20
息子は両足の骨折、私は右足の骨折でした。
治療が終わって息子のベットに行きました。
「よく泣かなかったね、がんばったね」
と声を掛けてやると、息子は
「お兄ちゃんが笑ってたから泣かなかったよ。クワガタの話もしたよ」
冷静さを失っていた私は聞こえませんでしたが、
隊員さんと何やらムシキングの話をしていたそうです。
その為、息子は安心したらしく痛くても我慢できたそうです。
嬉しくて有難くてそこで初めて涙を流しました。



14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:39:23.28 id:oPEZP1Ww0

593 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 15:05:08
その後、救援に来ていただいた消防署に出向き、
その隊員さんの所属を教えていただきました。
駐屯地の場所をネットで探し出しました。
そのページを見ると「記念行事」なるものが2週間後にあることが判明。
怪我の治療状況と相談し、記念行事にお邪魔する事にしました。


595 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 15:13:21
初めて入る駐屯地。
意外と来客も多くビックリしました。
どこに行けば良いかも判らず、車椅子に乗せた息子とウロウロしてしまいました。
そのうち式典や訓練?が始まり、大砲や戦車の音にビックリ。
なんだか息子も私も楽しんでしまっていました。
午後になっても結局ウロウロ・・・。
と、その時1人の隊員さんが声を掛けてきました。
大怪我をしてまで息子を助けてくれた隊員さんでした。
ニコニコした笑顔に私は男ながら涙がこぼれてしまいました。
「あの時は本当にありがとうございました!」
この一言がどれだけ言いたかったか、息子の回復振りを見てもらいたかったか。
色々とお話を聞かせていただきました。
背中の怪我は何かが刺さったのではなく、車体の金属部分で切った事。
17針縫った事。助けられて自分の子供のように嬉しかった事。
私にとっても息子にとってもそこに居たのは正にヒーローでした。



15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:40:05.43 id:oPEZP1Ww0

597 :専守防衛さん :2006/03/01(水) 15:20:28
その後その隊員さんは普段訓練で乗られている緑色のバイクを見せてくれました。
足が完治していない息子を抱き上げ、一緒にバイクに跨ってくれました。
そのときの息子の顔はとても嬉しそうで、一緒にバイクに乗っている隊員さんは
まさにテレビに出てくる戦隊物のヒーローに見えました。
その時一緒に撮らせていただいた写真は、息子の宝物になっています。
ムシキングよりも自衛隊のお兄ちゃんの方が大好きみたいです。




20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:46:41.30 id:oPEZP1Ww0

493 なご :2009/03/24(火) 02:48:14 id:G82vSG150
文芸春秋自衛隊の面白い話が載ってた

自衛隊員A(以下A)「おい、デモ隊がここ(宿営地)に向かっているらしいぞ」
自衛隊員B(いry「うえ、この間アブグレイブイラク人虐待があったばかりじゃん、どうすんだよ」
A「それが、どうも支援デモらしいぞ」
B「は? 支援デモ? 私怨じゃなくて? そんなデモ聞いたことね?よ」
A「俺もね?よ。ま、一応、本当に応援だった時の為に飲み物とアイスでも用意しておこや。暑いし」

デモ隊参上
彼らの持つ旗には自衛隊を支持する言葉が書かれていた

A「うあ、本当に支援デモだ。おい、アイス配れ、冷たい水あげれ」
B「アイス足らねーよ。弾幕薄いぞ、何やってんの。アイス追送頼む」

デモ隊、にこにこ顔でアイス頬張る、でもゴミぽい捨て。
自衛隊員見かねてゴミを拾う、すると、何てことでしょう、彼らもゴミを拾い出したのです。

そんなこんなで後日
米&英軍「おい、こないだのあれ、いくら使ってやったんだ?」
自衛隊「あれ?」
米&英「あれだよあれ、支援デモ」
自「あれは、住民が自発的にやってきたんだよ」
米&英「ははっそんなわけあるかよ。吐けよ、同盟国じゃん」
自「・・・・・・(やっぱ信じないよなあ、自分でも信じられないし)」

と、イラクではそんな感じだったらしいぞ。
小泉首相は間違ってなかった。自衛隊のいる所「が」非戦闘地域だわw




22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 14:48:33.67 id:oPEZP1Ww0

906 名前:名無し三等兵 投稿日:02/04/27 19:02

神戸JR三宮駅前の震災と復興の記録を展示しているフェニックス館には、
多くの写真や資料が展示されているが、自衛隊員が写っている写真は一枚も存在しない
記録も自治体、警察、消防、ボランティア等がほとんどで、
自衛隊に関する記述は僅かに災害の状況を示す時程表に「自衛隊災害派遣」の1行しか
認められなかった
信じられないが、神戸市はあの震災で自衛隊がほとんど何もしなかったことにしたいようだ




 今回の地震ではこんなことなく危険な場所でがんばっている彼らの働きが正当に評価されることを望みます


38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(兵庫県) :2011/03/14(月) 15:08:23.22 id:yzaHzIeV0

>>22
神戸市がたとえ無かった事にしようとしても
市民は自衛隊風呂の温かさを一生忘れることは無いです


39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 15:12:45.64 id:oPEZP1Ww0

>>38
あなたの返信でうるっときました。




36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 15:03:23.04 id:oPEZP1Ww0

508 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2006/09/06(水) 18:29:58 id:vvz/ElMa
防衛大学の生みの親である吉田茂氏が防大生に送った言葉の一節

「・・・・君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく
自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。
ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは
 外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し国家が
 混乱に直面しているときなのだ。 言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの
 方が、国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい。・・・・・・・」



76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 16:27:24.43 id:oPEZP1Ww0

246 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:2009/01/02(金) 03:38:12
おめでとう。
貴方はついに自衛官になりました。
自衛官となって、貴方は何を成すつもりですか?
昇級ですか?
給与ですか?
技能ですか?
安定ですか?
いずれにせよ、貴方は自衛官です。
悪意から国民を守り
自身は傷つこうとも
また、仲間を守り、弱者の盾となり
感謝される事は無いかも知れません
ただ それが当たり前の様になり
訓練が足りなければ役立たずと、税金のムダ遣いといわれ、
軍隊のごとき力を得ればマスコミの攻撃の対象となり、
平和になれば感謝される事も無い
それでも
それでも貴方は
自衛官としていられますか?
貴方には何も無くなる
身を削って戦い続け、朽ち、大破した戦艦の様にうち捨てられ、
命がけで遂行した任務が錆びついた特攻機のように忘れさられようとも.....
それでも貴方は、自衛官でいられますか?
おめでとう。 貴方は自衛官だ。



77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?) :2011/03/14(月) 16:30:43.99 id:oPEZP1Ww0

60 名前:名無しさん@4周年 投稿日:03/11/14 22:29 id:xJrm+u2D
数年前、故障した機を市街地から逸らす為に脱出が遅れて亡くなった
自衛官がいたよな・・・敬礼!

267 名前:名無しさん@4周年 投稿日:03/11/15 14:55 id:Oj1VXeuK
>>60
続きがあるよ。
彼らはすぐにベイルアウトできたのに誰にも迷惑のかからない河原まで飛行機を持っていき、
そして激突寸前に(無駄だともちろん分かっているが)射出装置を作動させました。

なぜなら、あとで事故検分のときに射出装置をメンテナンスしていた担当のメカニックに
『おまえのメンテナンスが悪くて脱出できなかったのではない 射出装置はこのようにキチンと作動した』と
伝えるためにそうするのだと、自衛官の父から次の日に直で聞きました。

その頃俺は生意気盛りだったけど、泣きました。

軍人さん、ありがとう。