戦争 アデン戦

祭り攻めには祭り攻めを。2005年夏の終わりを飾るのにふさわしい、クランの垣根を越え、総力を結集した攻めが企画・準備されていました。こちらの攻めを妨害する勢力も出てくるででしょうから、2倍近い動員数の差を跳ね返さないといけないという事前の予測もあり、死を覚悟・・・いや死ななければならないという覚悟を決めていました。
攻撃開始!

裏に回りこんでの特攻開始。

結構頑張って特攻していたんですが、自分よりも内側に食い込んでいる味方PCが一人居ますね。誰でしょうw正面からの主力も少しずつ押し込んでいき、相手勢力いったん撤退し城の主導権を奪取。
しかし、さすが百戦錬磨の戦争勢力です。すぐに体制を建て直し逆襲に出てきました。

自分は、敵の後衛に的を絞りひたすら攻撃していました。しかし、多勢に無勢。主導権を握り返されこちらの戦線もバラバラになってしまい、やむなくいったん撤退。この頃から、正面のD連合に呼応するかのように他戦争勢力が動き出し、全勢力を結集したため空城になっていたハイネ城をNobleangelsに、ドワ城をgang勢力にそれぞれ奪取されてしまいました。
しかも補給を完了し攻めを再開すると、相手勢力の陣地の外側にきっちりとgang系勢力の遊撃陣地が完成しているではありませんか!この時点で正面に展開している戦力だけで既に戦力差1.5倍以上。しかも、空城にしていた味方勢力の城は全て落城していました。
とうとう死ななければならない時がやってきたようです。覚悟を決めて死ぬこと前提の特攻開始です。

相手の防衛網を潜り抜ける→GTまで接近→GTに張り付いている後衛に攻撃開始→敵勢力が排除に乗り出す→フルBOX→死ぬこと前提で限界まで耐える→帰還、をひたすら続けました。1ENDで済んだのが奇跡です^^;
特攻を繰り返すうちに、ここでは書けませんがある事に気がつきました。自分以外にも裏から特攻を繰り返している味方勢力のPCさんが数人いたのですが、その人達も同じことに気づいたらしく、クラチャでそのことが話題に上り始めました。
しかし、乱戦になり、戦略的な動きが出来ない状態に陥ってしまいました。刻々と過ぎていく時間。次々とクラチャで流れる味方の死亡報告。とうとう残り時間は10分を切ってしまいました。いったん撤退し全員で最後の特攻をかけることになりました。
自分が気づき他の人も気づき、クラチャで流れていた事を戦術に取り入れ最後の特攻開始です。残り5分、相手勢力に大きく食い込みはじめます。残り3分、GT周りでの大乱戦に。そして残り1分・・・突然画面が切り替わります。一瞬、敵勢力に廻しを入れられてしまったのかと思いました。しかし、周りを見渡しても味方ばかり。それと共にチャット爛を流れていく戦争終了のログ。状況が飲み込めず、数秒間呆然としていました。
なんと戦争終了数秒前に、レン様がプリ特攻を敢行し、GT周りの大乱戦を潜り抜けることに成功し、クラウンをゲット!そして文字通りゲットした瞬間に戦争時間が終了していたのです!!

もうだいぶ前のことになりますが、2月下旬にFMの一員として初めてアデンを奪取したときは、相手勢力以上の動員をかけることに成功し、数で押し切った感がありました。なので、その4日後には相手勢力にこちらを上回る動員をかけられてしまい、あっけなく落城してしまいました。
しかし、今回は違います。リネ内外での宣伝工作、情報操作の嵐の中で、それでも自分自身を見失わず、曲げることもなかった人達が、数の劣勢をものともせずついに初志を貫徹し、悲願を達成したのです。今回の勝利によって、更に味方勢力を取り巻く環境は厳しいものになることが予想されます。敵対勢力は、これまで以上にリネ内外において、なりふりかまわぬ攻勢をかけてくることとでしょう。
でも、だからこそ自分はこのFMというクランに居つづけたいと思います。だってマゾですからw