終わりの始まり

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090801/plc0908010801004-n1.htm  
(要約)
 「なぜ、正直・親切・勤勉・親孝行・チャレンジ精神教えちゃいけないんですか、って日教組幹部の方に聞いたことがあるんです。そしたら、ザ・価値観の押し付けになるからいけないっていうんです。それで、日教組シンクタンク(国民教育文化総合研究所)のホームページをみたら、早寝早起き朝ご飯も憲法違反って書いてあるんですよ。なんでかな、と思ったら、憲法は思想信条の自由を保障しているのに、早寝早起き朝ご飯はライフスタイルの押し付けになるから、憲法違反だっていうんです」

 「日教組は、子供の権利条例で、ありのままでいる権利、というのを大事にしようということを言い始めているんですね。子供の権利条例というのは、兵庫県川西市とか神奈川県川崎市とか札幌市とか革新系の都市でどんどん制定されていっているんです。今度、新潟とか広島とかでも制定されるんじゃないかといわれているんですけれど」

 「子供の権利パスポートというのがあって、親が『誰と遊びにいくの?』と聞いても、プライバシーを守る権利があなたたちにあります、と書いてあるのよ。ほかにも体力テストを受けない権利、つまらない授業を拒否する権利、夏休みの絵日記もプライバシー侵害にあたるから書く必要ないっていうのよ

 −−最近、めいの学校で夏休みの宿題がない、絵日記もないっていうので驚いたんですが。

 「そうよ。宿題は押し付けになるからダメなのよ。あと職員会議を傍聴する権利。内申書の記載を訂正させる権利。内申書は個人情報だから、個人情報は自分がコントロールする権利があるというのよ。セックスをするかしないかを自分できめる権利。こういうことなんですよ」

 −−子供は野性のままがいいということですか。礼儀も良識も知らない人間が大量に生まれる。でも、民主党マニフェストを読んでも、教育がそんなふうになるとは想像できません。本当にそんなむちゃくちゃなことできるんですか。

 「だって、革新系自治体の教育委員会がつくった性教育教材なんですが(といって男女が裸で絡み合う絵の写真をみせる)、こういう授業をしている実例がありませんか、って呼びかけたら、3500例もあったんです。小学校1年生の授業ですよ。ちゃんと何市の何小学校何年何組ってちゃんと調べてありますよ。で、親は『僕と妻がソファに座ってテレビを見ているだけでも、息子は汚らわしいものを見るような目になった』と嘆いているんです。こういうのも(両親を模した男女の抱き合っている写真と、犬の交接写真を並べた教材を見せて)ひどいでしょ。で私たちがこういう問題を実例を集めて批判すると、日教組は平成17年の定期大会で『憲法教育基本法改悪の動き、性やジェンダーフリー教育への組織的攻撃など、平和が危機的状況にある』とか言っているのよ」




…代償は余りにも大きいですね。


マスゴミの欺瞞があったとはいえ、日教組のドンである輿石東氏が民主党の代表代行のうちの一人であり、今回の衆議院議員総選挙でもいくつかの県では日教組民主党を全面支援していたということは、つまり日教組民主党のバックについているのはきちんと新聞等では報道されていたこと、知らなかったでは済まされないわけです。


自民党にお灸を据える?自民党政権下でようやく新学習指導要領を見直し、ゆとり教育を改め、公立高校改革や大学改革がスタートし、公立高校の復権がはじまっていたのに、それが全てご破算となる可能性が非常に高くなりました。もし、公立高校が再び凋落を始めたら、誰が困ることになるのか?マスゴミの欺瞞があったとはいえ、日本国民が、自分自身の選択の結果の代償を払わされるというこの悲劇。


まずは、知ることから始めましょう。