歴史

自国の歴史を抹殺されたら、その国は終わりだと思います。



あの当時の出来事は、勝者達によって都合よく闇に葬り去られてしまいました。
その当時のことを知る人たちも、そのほとんどが
リアル事情であったり、状況に絶望して
シリウス鯖から去っていってしまいました。



もしかすると、あなたが想像されるGANG対反GANGという構図は、CF登場以降の
相手を潰すことを、相手を引退に追い込むことを目的とした
ただただうんkの投げ合いを続けるような、憎しみと負の連鎖のことを
指しているのでは無いでしょうか。



実は、自分が求めてやまないものは、CF誕生以前のシリウス鯖を取り戻すこと。
狂った時計の針を、あの当時にまでもどすこと。それだけなのです。



当時、反GANGと呼ばれる人たちは、相手がやっているのだから、自分達も…
という論法でCFやSHと手を組み、「戦争がしたいんだ!」という当初の理念を忘れ、
GANG対反GANGの抗争は、暗殺や粘着キャンセや赤トラなど、
ただただ相手を潰すとこを目的としたようなうんkの投げ合いと化していきました。



自分は反GANGと呼ばれる勢力に身をおき、
抗争の過激化を苦々しく思いながらも、
「助太刀無用の会」なるタイトルを背負い、、
我関せずを決め込んでいました。
その当時の自分自身の態度を、今は反省しています。
間違っていると思っていたのなら、
きちんとクラン内でそのことを主張すべきだったと
後悔しています。




GANGって何かって?
気に入らないものは潰す、自分達の利益追求にとって障害となるものは排除する、
という本国鯖そのものの思考法を、JP鯖全ての中で一番色濃く受け継いでいる
人たちのことではないでしょうか。それは別にGANGという血盟そのものを指す
言葉ではありません。あのピストルマークは、そういったもの全ての象徴に
過ぎないと思います。
彼らの言動は、当然JPプレイヤーんに恐怖心と
それと同じだけの反発を生みました。しかし、それと同時にその自由な
プレイスタイルは、色々な規制に束縛されながら生活し、ゲーム内ですら
自ら規制の枠内でプレイしていたJPプレイヤーに憧れに近い感情を抱かせた
ことも事実なのです。
自分自身がどれだけGANG(概念的なものですよ)
に憧れを抱いているのか、けいけい戦記を通読していただければ
そのことを感じ取っていただけることでしょう。
自分が初めてリネージュで憧れたプレイヤーは、梵天丸氏であり、その後の
目標はくりふと団長でした。今のけいけいのプレイスタイルがあるのは
Braveknight氏とBlackberry氏のおかげです。
そしてその系譜を今のシリウス鯖に受け継いでいる天羽さんや、XISさんや、clipperさんに
対して、恐怖と憧れが入り混じったような気持ちを持っています。
protector氏やレジェンド氏も普段の言動を見ていてると、当時の
GANG(しつこいようですが、これも概念上の言葉です。)
の雰囲気に近いプレイヤーだなあと、まるで旧友に出会ったかのような錯覚にとらわれます。



反GANGって何かって?
それは、リネージュ最大の醍醐味である攻城戦を楽しみたいというだけの動機で
戦争に参加し、参加してしまったがためにGANG(概念)
からPK宣言を受け、抗争に巻き込まれていった人たちのことを指しているんです。
彼らの目的は、GANGを潰す!とかそういった類のものではありません。
彼らを最高の敵、最高の好敵手として認め、認めた上で最強の敵との最高の戦争に熱狂する・・・
そんな人たちの集まりだったのです。



自分自身が、この状況をシリウス鯖に再現するため、または再現するのを後押しするために
選んだ手法が非常に多くの問題を含んでいたことは認めます。
自分は、多くの人たちを不快にするであろう言動を繰り返してきました。
ですから、もしかするとけいけいの言動を、
感情抜きで理性的に判断していただけないかもしれません。
それはこれまでのけいけいの言動に因るものですから、その責は
けいけいに帰するところが大だと思います。



しかしながら、あの熱かった時代を知らないのは本当にもったいないと思います。
もしお時間が許すようでしたら、その当時の雰囲気を色濃く反映している
その当時プレイされていた方の記述をいくつか挙げておきますので
是非読んでみてください。


(参照 その1)http://www.fastwave.gr.jp/diarysrv/tyr/200402b.html
(参照 その2)http://page.freett.com/nobleangels/history.htm


とにかく、今回一番の誤算は、これまで挙げてきたような想いに共感していただけるプレイヤーが
自分が予想していたよりも少なく、むしろもうほとんどこのシリウス鯖に残っていなかったと
いうことでしょうか。
ですので、自分自身の「反GANG再始動!」っていうフレーズが勝手に一人歩きして
しまったのだと思います。



あなたも指摘されておりますが、雪風連合に対して自分と同じようなノスタルジーとも
言える感情を頂いているプレイヤーは、当の雪風連合内でもほとんど居ないと思います。



現体制派に対する数的不利を少しでも挽回するために連合の道を選択したプレイヤーも居るようですが、
多くのプレイヤーはただただ戦争をしたい、その想いのためにネタキャラーズとSVAから
ここ2年近くに渡り横暴な言動、理不尽な要求を受け続け、何度も何度も謝罪を続け、我慢に我慢を重ね、とうとう
彼らと戦わざるを得ないという決心を固め雪風連合に参加しているようです。